都市部の集合住宅よりも田舎の戸建ての方が速いフレッツ光

 「デジタルディバイド」の1つとして、都市部と田舎の通信回線の速度の差がある。例えば、都市部は光回線が整っているが、田舎はADSLやCATVなどで速度が遅い、そもそもサービスが提供されていないこともある。しかし、その逆もある。田舎は戸建てで最大1Gbpsの光回線を引き込めるが、都市部の集合住宅は最大100MbpsのVDSLというケースだ。

 これは、わたしと東京23区内に住んでいる友人に当てはまる。友人は賃貸の集合住宅に住んでおり、VDSL接続のため最大100Mbps。我が家は数年前にようやくフレッツ光のエリアになったものの、その頃は、すでに1Gbpsが当たり前の時代になっていた。最大100Mbpsを飛ばして最大1Gbpsの回線となった。

 そのため、わたしの自宅の回線で通信速度の測定を行うと、東京のデータセンターとは600Mbps程度の値が出る。しかし、友人宅では50Mbps程度。12倍もの差が出ている。都市部でさらにデータセンターと距離が近いのにこのような差が起きている。実効速度の50Mbpsなら、今なら移動通信のLTEで実現しまうほどだ。

 このようなギャップを解消するためにNTT東日本は、集合住宅内のVDSL回線を光回線に切り替えを進めている。

都市部の集合住宅よりも田舎の戸建ての方が速いフレッツ光 2
回線の切り替えイメージ
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 NTT東日本はこの切り替えは「通信サービスの品質向上を目的」としているが、VDSL機器が調達できないことも理由だろう。ADSLがすでにその状態で、フレッツ光のエリアではフレッツ・ADSLの新規申し込みはできない。

 そんな事から、ADSLやVDSLなど「xDSL」と呼ばれる電話回線を利用した高速通信の技術の開発はすでに終わっていると思っていた。しかし、2018年6月にNECマグナスコミュニケーションズが、最大1GbpsのVDSL機器の新製品を発表していた。

https://www.necmagnus.com/news/ccdnht0000000znd-att/press_201806.pdf

 まだまだxDSLの技術は開発進んでいるようだ。最大10Gbpsを目指した技術の開発も進んでいるかもしれない。

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