年越しのインターネットのトラフィックは“らくだのこぶ型”

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 数年前まで各携帯電話会社は、毎年、通信が混雑するため1月1日午前0時に送信する「あけましておめでとう」のメールや電話などの利用を控えるように呼びかけていた。しかし、ここ数年、そのような呼びかけは見なくなった。それは、年越しのインターネットのトラフィックが“らくだのこぶ型”になっていることにあるだろう。

年越しのインターネットのトラフィックは“らくだのこぶ型” 2
https://www.jpix.ad.jp/jp/technical_traffic.php より

 インターネットのトラフィックを推測する方法はいくつかある。その1つがJPIXが公開しているトラフィックのグラフだ。JPIXとは、ネットワークを相互接続する「IX」(Internet Exchange)の1つ。このJPIXには、大手ISP、インターネット上のサービスを提供しているサーバーなどが接続されている。そのため、ここを通る通信が多いなら、インターネット上の通信も多くなっていると推測できる。

 JPIXのグラフを確認すると、年越しの瞬間はトラフィックが減っているのが分かる。今まで、通信会社がおめでとうメールや電話を控えるように呼びかけた結果、周知ができたことがよく分かる。

 しかし、年越しを挟んだ前後のトラフィックが多くなっている。これは上手くトラフィックの分散ができたように思える。

 また、携帯電話時代には、いわゆるキャリアメールでのコミュニケーションがメインだった。現在もキャリアメールがあるが、選択肢の1つでしかなく、LINE、Twitter、Facebookなどさまざまなサービスが揃っている。キャリアメールに集中していた携帯電話時代とは異なり、これらのSNSやメッセージサービスに分散したため、通信回線ではなくコミュニケーションサービスがネックとなる混雑が少なくなったのだろう。

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