スポンサーリンク

「ZRSE」のマグネット接続のUSBケーブルでiPhoneもAndroidも高速充電

 2018年11月にサンワサプライがマグネット接続のUSBケーブルを発表。マグネット接続のUSBケーブルは、いつか買おうと思っていた。これをきっかけに探した結果、「ZRSE」(ザスイ)の製品が良さそうなので、試しに1本購入。これが非常に便利だったため、USBの充電はZRSEで揃えた。

スポンサーリンク

マグネット接続のUSBケーブルとは?

 マグネット接続のUSBケーブルとは、スマホなどの接続端子に磁気を帯びた専用のアダプタを装着。ケーブルの端子も磁力を帯びているため、スマホなどの機器とケーブルが簡単に接続できるという製品だ。

 ただ、スマホ側のアダプタとケーブルは同じメーカーやブランドでないとつながらない。また、パソコンと接続をしたときのファイル転送などの通信、急速充電に対応しているのかなどの懸念がある。

USBケーブルとスマホは磁石で接続する

「ZRSE」の製品を購入

 いつものようにアマゾンで「マグネット接続 USBケーブル」のキーワードで探したら、たくさんの製品が見つかった。スマートバンドの時と同じく、多くは中国のメーカーやブランド、販売店のようだ。メーカーやブランドが異なるのに、そっくり、というよりも同じだと思われる製品があった。その中で気になったのが「ZRSE」(ザスイ)だ。

 エレコムの製品もそうだが、ケーブル1本につき同梱されているスマホ側の端子は1つだけで、部品のばら売りをしていない事がある。

 しかし、ZRSEの製品は、1本のケーブルにLightningとmicroUSB、USB Type-Cの3つのコネクタが同梱されている。さらに、スマホ側に装着するmicroUSBまたはUSB Type-Cのコネクタの4つセットも販売されている。私は今のところ3本のケーブルを持っているが、それに対してType-CとmicroUSBの合計8つの機器がZRSEのマグネット式接続に対応している。

スッとスマホに吸い込まれるような感覚で接続

 マグネット接続のUSBケーブルは、まずはスマホなどの機器にアダプタを装着する。その際、スマホの端子のホコリや汚れを取る。できればブロアを使ってホコリを飛ばした方がいいだろう。このようにスマホの端子をきれいにしたら、アダプターの設置だ。通常使っているUSBケーブルよりも、多少、堅いかもしれないが、気にしないで押し込む。

スマホ側にはこのようなアダプタを装着する
アダプタを装着したスマホ。多少の出っ張りがある

 そこに、USBケーブルのマグネット部分と、スマホに装着したアダプタに近付けてみると、スッと磁気により吸い寄せられて「カチッ」と音がして接続完了。

「ZRSE」のマグネット接続のUSBケーブル

高速充電には対応している?

 スマホなどのバッテリーの容量が多くなった現在、急速充電は重要な機能の1つ。電圧と電流を測定したところ、ZRSEのマグネット接続のケーブルは、通常の端子のケーブルと同じく高速充電が可能だ。

 使用した機器などは、以下の通り。

  • 端末:Xperia X Compact
  • 充電器:Anker PowerPort Speed 5(QualcommのQuick Charge 3.0対応)
  • ケーブル:Anker PowerLine+ USB-C & USB-A 3.0 ケーブル (0.9m レッド)
  • マグネット式:Zrse(ザスイ)【3in1ケーブル】

 QualcommのQuick Chargeは、スマホなどの機器を高速充電する技術。auとソフトバンクでは「クイックチャージ」、ドコモでは「急速充電」という名称を付けているが、3つともQuick Chargeのことだ。

 Quick Chargeでは、まずは、ACアダプタやスマホが通信し、Quick Chargeに対応しているのか確認する。対応製品である場合は、電圧を徐々に上げて高速充電を開始。電圧と電流を確認しながら、安全な範囲でスマホに送る電力を調整する。

 テストの結果だが、

  • 通常の端子で充電:7.73Vの1.43Aで11.05W
  • ZRSEのマグネット端子:9.32Vの1.14Aで10.62W

 となった。

 測定の結果、マグネットでの接続の方が、多くの電力を供給できる結果になったが、誤差であり、どちらも同じとしてもいいだろう。

通常のケーブルで充電。7.73V/1.43A→11.05W
ZRSEのマグネットケーブルで充電。9.32V/1.14A→10.62W

モバイルバッテリーでの充電は不便

 マグネット式の接続は、通常の接続よりも簡単に外れる。普段はこれでいいのだが、外出先でスマホのバッテリーが少なくなり、モバイルバッテリーを使って充電する場合は少し面倒だ。カバンの中でケーブルが抜けてしまうことがある。

マグネット接続は規格化して欲しい

 このようにマグネット式のUSBケーブルは非常に便利だ。スマホなどのモバイル機器は今のところ、microUSB、USB Type-C、Lightningコネクタの3つが存在する。これら3つを充電する場合、専用のケーブルが3本、必要だ。

 しかし、マグネット式のUSBケーブルの場合、スマホなどに専用のアダプタを装着するため、端子の種類は気にしなくてもいい。このようにアダプタがあるおかげで、端子がなんであってもマグネット式のUSBケーブルは1本で済む。

 今までは3つの端子が混在していたが、どうやらUSB Type-Cに集約されそうだ。このマグネット式のUSBケーブルも規格を策定して、1つにまとめて欲しい。