「いかがでしたかブログ」は1文字0.1円で大量生産されている #Web検索 #いかがでしたかブログ

 Twitterからの流入で「『いかがでしたかブログ』をWeb検索から除外する」の閲覧数が急激に伸びた。このいかがでしたかブログだが、クラウドソーシングで大量生産されている。さらに、いかがでしたかブログのコピーも作られている。

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いかがでしたかブログはクラウドソーシングで製造される

 このようないかがでしたかブログは、いわゆるクラウドソーシングで作られている。「あき時間に」「未経験歓迎」「マニュアル付き」「主婦でも」というタイトルが付けられているのがそれだ。

 さらに「リライト」という仕事もある。元の文章があって、それを自分なりの言葉に書き直すという作業だ。これは、いかがでしたかブログのコピーを作る材料。ここで頻繁に出てくるのが、「重複率」という数字。元の文章の表現と重複する割合を示している。これは、同じ内容のブログであっても、異なる文章に書き換えることで、Googleなどの検索エンジンに異なるコンテンツだと認識させるためだ。

 このようにして書かれたいかがでしたかブログのテキストの報酬は、1文字単位で支払われる。1文字0.1円というとんでもなく安い報酬もある。また、これははっきりしないが、SEOにおいては1記事につき1,000文字は必要で、3,000文字あるといいらしい。そのため、文字数は多いが情報は少ない文章ができあがる。

 それを踏まえると、この記事は1,300文字程度なので、SEO的には文字が少ないのだろう。さらに、原稿料は130円ということになってしまう。

いかがでしたかブログはWebサイトの部品

 これらのいかがでしたかブログは、発注者が使うだけではなく、まとめて販売されることもある。例えば通販サイトの開設時に必要な、Webデザイン、ショッピングカート、決済、Web広告の1つとしてブログ記事が販売されている。どれくらいの分量か品質かは定かではないが、Webデザインやショッピングカートの機能が適正価格だが、ブログは二束三文というところで大体の予想は付く。

 このようないかがでしたかブログが安いのは、パソコン、メモ帳、Microsoft IME、Webブラウザ程度で誰でも作れるから。映像や画像の編集、デザイン、プログラミングなどは、日常生活で行う事は少ない。しかし、日本語はありふれていて、少し学べば、誰でもそれなりのいかがでしたかブログが書ける。そのため、ほかの作業に比べたら、ハードルは低い。これが、大量に安く販売できる理由だ。

Googleのさらなる「パンダ・アップデート」に期待

 以前、Googleは、いかがでしたかブログのようなWebページのランクを下げる「パンダ・アップデート」を実施した。しかし、その回避方法があるのか、年々、いかがでしたかブログが検索の上位に表示されるようになっている。

 Web検索のアルゴリズムは、日々進化している。パンダ・アップデートは予告があったが、そのようなことを行わず、出社したらブログのランクが下がっていた、ということも十分考えられる。

 このWebサイトは、パンダ・アップデートのような事があっても動じない。「SEO」という大それた事はしていないからだ。ブログはGoogleではなく、人間が読む物。そのため、例えば本文の文字はほかのブログよりも大きくしている。Webの閲覧環境はさまざまだが、おそらくこれが人間が読みやすい大きさ。Googleよりも人間に気を遣うという、当然のことをしているだけだ。

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