10連休に遊ぶ――IP-PBX、CDN、UTM、ネットワーク監視システム、RPA

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 今年のゴールデンウィークは、天皇陛下の退位と即位のため10連休だ。しかし、外出する予定もないし、これから予定を立てる気にもなれない。そのため、普段できないことを時間をかけてゆっくりとしたい。予定しているのは、IP-PBX、CDN、UTM、ネットワーク監視システム、RPAに触れることだ。

企業向けサービスも個人が使える

 先に挙げた技術やサービスは、一般的には企業向けだ。しかし、最近は、オープンソースソフトウェアとフリーミアムにより、個人でも無料や安価に触れられるようになった。サーバーが必要なソフトウェアもあるが、自宅の仮想マシンを使えば済むこと。そのため、コストはほとんどかからない。

 具体的には、

  • IP-PBXは「Twilio」
  • CDNは「Cloudflare」
  • UTMは「Sophos XG Firewall Home Edition」 または「Endian Firewall Community Edition」
  • ネットワーク監視システムは「Zabbix」
  • RPAは「Microsoft Flow」

を考えている。

 これらは、今後、仕事や生活で使っていくことが前提だ。そのため、ニーズに合わなかったり、わたしの知識では理解できなかったり、ほかの製品やサービスを試したり、もしくは使わなかったりすることもありえる。

 また、ドキュメントをよく読んでいないため、そもそも下記のようなニーズには応えられないかもしれない。

IP-PBXは「Twilio」

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Twilio for KDDI Web Communications | コミュニケーションAPI
Twilioは音声通話、メッセージング(SMS/チャット)、ビデオなどの様々なコミュニケーション手段を、 アプリケーションやビジネスへ容易に組み込むことのできるクラウドAPIサービスです。 初期費用不要な従量課金制、各種開発言語に対応、システム規模を問わず柔軟に対応させることができます。

 PBX(Private Branch Exchange)とは、企業内に設置する電話の交換機のこと。内線や外線への発信、転送、自動応対などが行える。IP-PBXは、このPBXをIP化したものだ。交換機とはいうものの、IP-BPXの実態はソフトウェア。IP-BPXはクラウド上に設置し、Webブラウザで設定を変更したり、スマホのIP電話アプリで電話が発信できたりする。

 このようなIP-PBXのサービスはいくつかあるが、その多くは10名以上の利用を想定しているため月額5,000円程度が必要だ。しかしTwilioは、月額108円(税込み)で050番号が取得できる。また、設定はWebブラウザはもとより、簡単なプログラミング言語で行える。

 Twilioで構築したいのは、仕事用の電話。午前10時から午後7時までを営業時間として、それ以外は「ただいま電話に出られません」などのアナウンスを流し、留守番電話に切り替え、その音声をメールで送るといったことを実現させたい。

 また、相手が携帯電話の場合は、SMSでわたしのメールアドレスを送信するといったことも試したい。

CDNは「Cloudflare」

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Cloudflare - Webパフォーマンスとセキュリティを追求する企業 | Cloudflare
Cloudflareはインターネットを最適化します。Cloudflareが提供するCDN、DNS、DDoS攻撃対策、セキュリティサービスで、サイトをどのように改善できるかを実感してください。

 CDNはContents Delivery Networkの略称。オリジナルのサーバーで生成または保存されるコンテンツをほかの複数のキャッシュサーバーにコピー。ユーザーがWebサイトを開いたときに一番近いサーバーにコピーされたコンテンツをロードすることで、高速化が図れるという技術だ。このブログでの利用を想定している。

 CDNは、最近ではWordPressのプラグインから簡単に利用できるようになった。登録は不要という手軽さだ。しかし、この登録が不要ということは、キャッシュサーバーに保存された自分のブログのコンテンツがコントロールできない。これは好ましくない。

 そのため、ユーザ登録を行いコンテンツのコントロールができるCDNサービスを探していた。その中でCloudflareは、無料のプランもあり、IPv4のブログでもCDNのキャッシュサーバーを経由するとIPv6でコンテンツが配信できるらしい。

 また、WordPressのプラグインが用意されていることもCloudflareを選んだ理由の1つだ。

UTMは「Sophos XG Firewall Home Edition」または「Endian Firewall Community Edition」

 UTM(Unified Threat Management)は、統合脅威管理と呼ばれる技術。一般的には、LAN端子が2つ以上付いたハードウェアをLANとインターネットを接続する部分に設置することで利用できる。これにより、LANとインターネットを行き来する通信が確認できる。例えば、メールやWebなどに仕組まれたウイルスなどの悪意のあるソフトウェアのダウンロードや、ウイルスに感染したパソコンからのパケットをブロックする。

 従来はこのような機能は、それぞれ独立したものだった。しかし、統合脅威管理と呼ばれるように、UTMはこれらが統合されているため、コストの削減、設定が簡単になるなどの特徴がある。

 考えてみると、このようなセキュリティ対策は、パソコンやスマホのソフトやアプリでも行っている。しかし、このウイルス対策ソフトはあくまでも端末を守るためのものだ。一方のUTMはネットワークを守るものだ。これで、UTMで守られたネットワークにウイルス対策ソフトで守られたパソコンを設置したら、よりセキュリティが強固になる。

 さらに、UTMはウイルス対策ソフトがインストールできないIoT機器に有効だ。我が家のLANには、無線LANの体重計、echo、Nature Remoなど思いつくただけでもいくつもある。これらを守るためにもUTMは必要だ。

 具体的なUTMとしては、「Sophos XG Firewall Home Edition」と「Endian Firewall Community Edition」を考えている。

 Sophosは、企業向け製品と同等の機能を備えたもの。家庭内での利用に限り無料だ。

Free Firewall Home Edition | Sophos Firewall for Home
Install this Free Firewall Software Operating System on a Separate Computer at Home and Secure Your Home Network with Web Filtering, Dual Antivirus Scanning, VP...

 Endianは、オープンソースソフトウェア。日本ではプラムシステムズがサポート付きの商用版を販売している。無料で利用できるのは、「Community Edition」と呼ばれているエディション。新バージョンや新しい機能は、商用版よりも先にCommunity Editionにリリースされる。これにより、Community Editionで十分にテストを重ねた上で、商用版にリリースされるという段階を踏む。

Endian Firewall Community Edition - Endian Firewall Community Editionとは? - オープンソースUTM
Endian Firewall Community Editionは、GPLに基づくオープンソースUTMです。ファイアウォールやIDS、プロキシやアンチウィルス/アンチスパムゲートウェイなどを備えています。

ネットワーク監視システムは「Zabbix」

Zabbixオフィシャル日本語サイト :: エンタープライズクラスの分散監視オープンソースソリューション
ZabbixはITインフラストラクチャ・コンポーネントの可用性やパフォーマンスを監視するためのエンタープライス向けソフトウェアです。Zabbixはオープンソース・ソフトウェアとして開発されており、無料でダウンロードいただくことが可能です。

 ネットワーク監視システムの導入は、わたしが管理しているWebサーバや自宅内のネットワーク機器の死活監視に利用する事が目的。ここではZabbixを利用する。理由は単純に、以前、利用したことがあるからだ。

RPAは「Microsoft Flow」

プロセスとタスクの自動化 | Microsoft Flow
お気に入りのアプリを Microsoft Flow に統合して、タスクを自動化します。ワークフローの自動化により、繰り返し発生するタスクを簡単に処理できるようになります。

 Microsoft Flowは、RPA(Robotic Process Automation)と呼ばれる技術を用いたサービス。「IFTTT」よりも自由度が高くビジネス向けのサービスといったところだ。

 Flowでは、例えばファイルが添付されたメールが届いたらGoogleドライブに保存する、アマゾンから届いたメールから価格を抜き出してOneDriveに保存したExcelに記録する、英語のブログが更新されたら日本語に翻訳してメールで送るなどといったことが期待出来る。

 具体的に、今のところ自動化させたい作業は決めていない。とりあえず、AmazonのアフィリエイトとGoogle AdSenseの収益を毎日メールで送信するという事ができないかと考えている。

次はサービス同士の連携

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 おそらく、10日かけて5つのサービスやソフトウェアと言いながら、3つくらいで力尽きるかもしれないし、半日で目的が達成できるかもしれない。

 さらに、次の段階としてサービス同士の連携を考えている。Flowは、Twilioとの連携もできる。例えば、Zabbixが大規模なネットワーク障害を検知したら、メールを送信。Flowが受け取って、わたしの携帯電話にSMSで送信するといったことだ。

 さらに、Alexaと接続して、障害が発生したらスマートLED電球が赤色で点滅するということもできたら面白そうだ。


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