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Webブラウザ版の「Google Keep」がパソコンで開けない原因はウイルス対策ソフト? JavaScriptベンチマークで調べる

 Windowsのタブレットパソコンで、Web版の「Google Keep」が開けなくなった。Keepの上部の「固定済み」のみ表示され、その下はロードできないという状態だ。Keepは、Webページの“後で見る”などに使っているためこれは不便。そのため、原因を探ったらウイルス対策ソフトにあった。

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Google Keepが使えなくなったのはマカフィー リブサーフが原因?

 GoogleKeepは、“後で見る”のほかに、買い物リストやちょっとしたメモなどで多用している。Evernoteよりも機能が劣るが、それに代わるサービスのように使っている。「さすがにCPUがAtomだと荷が重いのか」と思い、バッテリー駆動中でもパソコンをハイパフォーマンスで動かしていた。それでもダメだ。

 ここで気が付いたのが、Keepが開けなくなったのは、ウイルス対策ソフトを入れ替えた事が原因かもしれないということ。ESETの使用期限が切れて、一時的に月額課金のマカフィー リブサーフに切り替えたことを思い出した。そのため、マカフィー リブサーフを一時的に解除したら、Keepが使用できるようになった。

 こんなこともあり、ひょっとしたらマカフィー リブサーフがJavaScriptの実行速度に影響を与えているのかと思い、ベンチマークで測定した。しかし、それはなさそうだ。

JavaScriptのベンチマークでテスト

 KeepはWebブラウザ上で動作しているため、JavaScriptの実行速度は重要だ。ウイルス対策ソフトが、JavaScriptの実効速度に影響を与えている可能性もあるため、ベンチマークのWebページで測定した。

 測定に利用したベンチマークは、アップルのWebKit(WebブラウザのSafariの中核)のチームが製作した「Speedometer 2.0」。ユーザの操作をシミュレートして、その応答時間を測定している。実際に人間がWebブラウザを操作する環境に似ているため、今回のKeepのような問題を探るには適切だ。

Speedometer 2.0

 Webブラウザは、Google Chromeの64ビット版(74.0.3729.108)を用いた。

ちなみメインで使っているパソコンは、
ASUSの「N552VX」
CPU:Core i7-6700HQ(2.6GHz/バースト周波数3.5GHz、4コア/8スレッド)
メモリ:16Gバイト
GPU:NVIDIA GeForce GTX 950M
という構成だ。

 N552VXには、ESETをインストールしており41.7という値が出た。

Windowsタブレットでは?

Windowsタブレットはレノボの「YOGA BOOK」。
スペックは、
CPU:Atom x5-Z8550(1.44GHz/バースト周波数2.4GHz、4コア/4スレッド)
メモリ:4Gバイト
GPU:CPU内蔵
というものだ。

Yoga Book with Windows | 快適にクリエーションできる2 in 1タブレット | レノボジャパン
Yoga Bookは快適にクリエーションできる2 in 1タブレットです。リアルペンでメモやスケッチをとり保存ができ、必要に応じて表示されるライトアップキーボードで使い慣れたWindowsを快適に操作。薄く軽い、スタイリッシュな、YOGA BOOKは、いつでも、どこでもあなたのクリエイティビティを発揮できます。

そこで測定してみると、

マカフィー リブサーフのベンチマーク結果は7.393
マカフィー リブサーフ:7.393
ESETのベンチマークの結果は7.081
ESET:7.081

マカフィー リブサーフ:7.393
ESET:7.081

となり、マカフィーリブサーフがESETを上回った。マカフィーリブサーフがESETよりも重たいため、Keepが開けないと思ったら、それは誤りだった。

 それにもかかわらず、マカフィーリブサーフを動作させるとKeepが開けないのは、原因不明。ひとまずESETの3年5台のライセンスを購入して、インストールしたため問題は解消した。