Googleニュースの重み付けに「引用回数」が追加か?

 Googleニュースに「引用回数が多い」という表記が付いているのに気が付いた。これは、Googleニュースの重み付けに「引用回数」を用いていることを意味することはほぼ確実だが、これが何を指すのか分からない。

「引用回数」とは何か?

 Googleニュースで「850万円」をキーワードに検索すると、コロプラのニュースが多く並んでいる。その中で、ねとらぼと4Gamersのリンクに「引用回数が多い」と表示されている。この「引用回数」とは何か。思いつくのは、SNSの引用数だ。

「引用回数が多い」という記載が見られる
「引用回数が多い」という記載が見られる

 4Gamer.netは、Twitterのツイートは7,898、いいねは3,297、Facebookのいいねは45だ。一方のねとらぼは、Twitterのツイートが794、はてなブックマークは9だ。

 しかし、最近は各SNSともに投稿されたURLの数などを分かりにくくしている。そのため、この数は各記事の“自己申告”のため一概には比較できない。また、「Googleデジタルワークショップ」というGoogleのeラーニングでは、

検索エンジンは、ソーシャル メディアを含め、訪問できるすべてのウェブサイトから情報を集めます。一般的に、ソーシャル メディアにおける人気は、特に重要視されていません。

https://learndigital.withgoogle.com/digitalworkshop-jp/course/become-searchable-online/lesson/52#/

 としている。Twitterで多くリツイートされても、一般的には検索エンジンに影響を与えたないということだ。

GoogleのWeb検索エンジンの原点は「引用」

 「引用」は、GoogleのWeb検索において重要な概念だ。これは、GoogleのWeb検索エンジンは、“優秀な論文は、ほかの論文に引用される回数が多い”という考え方から開発されたものだからだ。具体的には、質の高いWebページはほかのWebページからリンクが張られる「被リンク数」が多いということになる。

 Googleは、この被リンク数などを元にWebページに「ページランク」と呼ばれるランクを公開していた。しかし、今は公表されていない。そのため、このページランクという考えがすでになくなっている可能性もある。

 そこに来て「引用」という言葉が出てきたのには驚いた。「引用回数が多い記事」の表記は、“引用されることが多い記事は質が高い”と捉えられる。これは正しいと思うが、具体的に「引用回数」とは何を指すのか。これから、いろいろな推測や憶測が飛び交うだろう。

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