これで体重の記録が続かなかったら、もうほかに方法はない――Google Fit&Wi-Fi体重体組成計「Body」

 健康管理の1つとして、体重を毎日、測定している。もう5年程度続けているが、最初は体重を紙にメモを書いて、それを健康管理のWebサイトに入力していた。次は体重体組成計にスマートフォンのNFCを使って測定値を転送。その後、無線LANで自動的にデータを送信するWithingsの「Body+」を使っている。

Body +とは?

 Body+は、無線LANでインターネットに接続できる体重体組成計。スマートフォンなどを経由しないで、無線LANのアクセスポイントに接続。測定値をWithingsの健康管理サービス「Withings Health Mate」にアップロードできる。

 このBody+を初めとしたBodyシリーズは3モデル用意されている。最も安い「Body」は測定できるのは体重のみ、「Body+」は体脂肪率、水分率、骨量、筋肉、最上位モデルの「Body Cardio」は、体重が0.1kg単位で脈拍数も測定できる。

Withingsによるスマートスケール
当社の受賞歴のあるスマートスケール、Body、Body+、Body Cardioを使用し、体重、体組成、心臓の健康状態を追跡してください。
「Body+」のパッケージ
「Body+」のパッケージ
中身はシンプル。本体、マニュアル、保証書、脚
中身はシンプル。本体、マニュアル、保証書、脚

ボタンは1つ、乗るだけで測定と記録ができる

入力インターフェイスは1つのボタンだけ

 Bodyシリーズが優れているのは、入力するインターフェイスは1つのボタンだけということだ。初期設定時にこのボタンを押し、専用のアプリを起動。Bodyシリーズに接続して、Withings Health Mateのアカウントを作成。Wi-FiのWPAキーを設定したらそれで完了だ。

Body+の裏側。このスイッチが唯一のインターフェイス
Body+の裏側。このスイッチが唯一のインターフェイス
起動
起動
スマホのアプリを立ち上げて、Body+を検索する
スマホのアプリを立ち上げて、Body+を検索する
Body+とアプリが接続。あとはアプリの指示に従って設定を進める
Body+とアプリが接続。あとはアプリの指示に従って設定を進める

 あとは、アプリでGoogle Fitと連携すると、ほかの機器やアプリからユーザーの現在の体重が参照できる。

Bodyは乗るだけ

 Google Fitに対応した体重計はいくつかあるが、多くは体重体組成計にスマートフォンをかざしたり近づけたりしてNFCやBluetoothで転送する必要がある。しかし、Bodyシリーズは1つの無線LAN機器としてインターネットに接続するのが特徴だ。

 そのため、スマートフォンを持ってBodyシリーズからデータを転送するようなことは必要ない。ボタンを押す必要もなく、ただ乗るだけで、測定もその値の送信も完了する。これで、体重などを測定し、Withings Health Mateに値が送信され、Google Fitで参照できる。また、8人までの登録が可能で、測定値によって個人を認識できる。家族での共有に便利だ。

 これほど簡単なため、Bodyシリーズを使っても体重の記録ができないなら、もう次の手はないと言っていいくらいだ。

測定値に多少のクセがある

 Bodyシリーズでは、体重のほかに体脂肪、筋肉量、体水分、骨量などが測定できる。この中で気になるのは、体重と体脂肪だろう。体重は、「キログラム」という世界共通の単位だ。しかし、体脂肪の考え方は、日本の製品とは大きく異なるようだ。Body+で測定すると、オムロンやタニタの測定器よりも、10%以上低い値となる。

体脂肪率は日本の計測器とは大きく異なる

 Withingsシリーズを使うために必要なアプリ「Health Mate」では、「男性の健康的な値は6~25%」と記載されいてる。わたしは、オムロンでもタニタでも体脂肪率が正常範囲よりも少し上だ。しかし、Health Mateでは、正常値の真ん中にある。自分で言うのも恥ずかしいが、多少、太っていることは分かっている。それが、測定値は正常とされているのは、しっくりこない。

 そのため、日本人の感覚や日本のメーカーの測定器とは異なると考えた方がいいだろう。

体重測定は0.2kg単位という大きな欠点

 さらにBodyとBody+の大きな欠点は、体重の測定値が0.2kg単位ということだ。しかし、最上位モデルのBody Cardioは、0.1kg単位。これは、Body Cardioは最上位モデルに据えるため、意図的に0.2kg単位に落とされている気がしてならない。

 このWithingsは、ノキアが買収した会社の製品。Withingsの拠点がフランスにあるため、同国ではこれが一般的なのかもしれない。このような事もあり、体重は信用できる数字だが、その他は判断に迷うところだ。

単四電池4本で18か月

 電池の寿命は仕様に「単四電池4本で、最大18ヶ月動作」と書いてある。実際に電池を交換してから2か月程度経過するが、電池の残りは87%だ。

 ほかの体重計はどれくらい電池が持つのかと調べたが、タニタにオムロンにも書いていなかった。しかし、比べることもなく、18か月間というのは十分長いだろう。

 このように電池の寿命が18か月だと、付属のものは液漏れが起こる可能性があるため使わない方がいいだろう。 Amazonベーシックや国内メーカーのアルカリ電池を使うことをおすすめする。

おすすめは「Body」

 このBodyシリーズの価格は、AmazonではBodyは5,000円、Body+は11,000円、Body Cardioは17,000円程度。その中でおすすめはBodyだ。

 Body+は、体脂肪率が日本のメーカーの製品と比べると、大きく異なる値が出る。また筋肉量、体水分、骨量も基準がよく分からない。そのため、Bodyシリーズで測定するのは体重だけと割り切る。そうなるとBodyで十分というわけだ。

 Bodyの価格は5,000円程度。一般的な体重体組成計が3,000円程度の事を考えると高くない。

体重測定は起床後と就寝前に

 以前、利用していた健康管理サービスは起床後と就寝前に体重を測定して、その差を意識するというものだった。

 体重は1日で数百gの変化があるが、起床後は軽く、就寝前は重いという傾向がある。単純に体重の数値を気にするのではなく、この差を意識することが大切だ。1日の食事や活動でどれだけ体重が上下したか分かる。

 Bodyシリーズは、前回の測定の差が本体のディスプレイにグラフで表示されるため分かりやすい。写真は就寝前の測定。起床時よりも0.4kg増えている。就寝時の減少が少なかったため、体重は増加気味だということが分かる。

就寝前の測定。昼間に0.4kg増加している
就寝前の測定。昼間に0.4kg増加している
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