これがスマホの本気!ミリシタの「Flyers!!!」のミュージックビデオ

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 スマートフォン向けの音楽&アイドル育成ゲームの「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」(ミリシタ)が2周年を迎え、それに合わせて新曲の「Flyers!!!」が公開された。音楽と共に、MV(ミュージックビデオ)も楽しめるが、スマートフォンでここまでの映像が描画できるのかと驚くばかりだ。

これがスマホの本気

 どれほどの映像なのか公式の動画をご覧いただければよく分かる。このような映像でも、約135gのスマートフォンでリアルタイムで再生できる。これがスマートフォンの本気だ。

「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」ゲーム内楽曲『Flyers!!!』13人ライブVer. MV

 MVには13人のアイドルが登場。まずは5人のアイドルがマーチようなファンファーレのような音楽で客席のセンターにあるステージに行進。このセンターステージから、楽曲中の決められたポイントで決まったポーズを取るほかは、自由に踊って正面のステージに移動。そうするとステージの両袖から8人のアイドルが登場し、花道からやってきた5人と合流。総勢13人のダンスと歌が繰り広げられるという内容だ。

 13人のアイドルが踊っても、コマ落ちする事なくスムーズに再生される
13人のアイドルが踊っても、コマ落ちする事なくスムーズに再生される

数兆パターンのMVが楽しめる

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 MVに登場するアイドルは、52人から選んだ13人。同じアイドルでもポジションによりダンスが変わる。さらにアイドル一人一人に対して衣装が選べため、無数の組み合わせがある。

 それでは、どれほどの組み合わせになるのか。52人からポジション(並び順)も考慮して13人を選ぶと6350億1355万9600通り。それぞれのアイドルは、いくつか衣装を持っており自由に変更できる。そのため、数兆通りのパターンのMVが楽しめるというわけだ。

 これほどの無数のパターンの映像をあらかじめ生成してスマートフォンに配信するのは現実的ではない。そのため、スマートフォンでリアルタイムで映像を生成している。

 CGは広角の方が計算量を必要とする。5人が踊ってお客まで写っても問題ない
CGは広角の方が計算量を必要とする。5人が踊ってお客まで写っても問題ない
花道を通るアイドルたち。望遠レンズを使ったかのように圧縮効果が見える
花道を通るアイドルたち。望遠レンズを使ったかのように圧縮効果が見える

 この処理は、まずは大きなところでダンスがある。これは振りを付けて、プロのダンサーが踊り、その映像からモーションを取得。指や表情、ウィンク、衣装などは、人間がコンピュータに向かって作っているのだろう。

 また、52人のアイドルの歌の収録もある。こうやってできあがったモーションや音楽を素材にスマートフォンが物理シミュレーションなどを行いMVが描かれる。

スペックが低くても再生できるMV

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約135gのスマートフォンでも再生できる

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 そんなFlyers!!!のMVだが、据え置き型のゲーム機で実現するのはそれほど難しいことではないだろう。

 据え置き型のゲーム機は100Vの商用電源を用いて、本体は2kg程度あり、ディスプレイは別だ。しかしスマートフォンは、3.7Vのバッテリーと、ディスプレイも合わせて200g程度。現在使っているXperia X Compactは約135gと軽量だ。このように限られた資源で、これほどの映像を実現したのは、開発者の並々ならぬ努力を感じられる。

 ただ、さすがにこれほどの処理となるとFlyers!!!の13人MVは一部のiOS端末では、楽しめないようだ。

4年前のタブレットでも問題ない

 このMVを4年前に発売されたタブレットのXperia Z4 Tabletで再生しても、まったくコマ落ちしなかった。Xperia Z4 TabletのCPUは、ハイエンドモデル向けのSnapdragon 810(2GHzでクアッドコアが2グループのbig.LITTLE構成/内蔵GPUはAdreno 431)だ。

 スマートフォンのXperia X Compactでもまったく支障はない。こちらは、2016年11月の発売で2年半が経過している。CPUはミドルモデルに搭載されるSnapdragon 650(1.8GHzでクアッドコアとデュアルコアのbig.LITTLE構成/内蔵GPUはAdreno 510)だ。ミドルモデルのCPUだが1年半も間があると、ハイエンド向けのSnapdragon 810よりも高速なGPUを搭載している。

 さらにどこまでスペックが低い端末でMVが楽しめるのか、Xperia Tablet Zでも試した。発売は2013年4月で6年前の端末だ。CPUはSnapdragon S4 Pro(1.5GHzのクアッドコア/内蔵GPUはAdreno 320 GPU)。さすがにここまで古いと、「3D高画質」はとてもではないが見られたものじゃない。しかし3D標準では、カクカクするもののMVが止まる事なく最後まで楽しめた。

 Xperia 1のような最新のハイエンドモデルで描画できるのは、さほど驚くことではないだろう。しかし、4年前のタブレット端末でも高画質のMVが楽しめるとは、相当なチューニングを行っていることを感じる。

3周年はどうなるか

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 ミリシタは、1周年の新曲にて5人のアイドルが客席の中央に配置された円形のステージでダンスをする「UNION」のMVを公開。数か月後には13人版がリリースされた。2周年は、このようなFlyers!!!だ。ここまでハードルを上げると、3周年はどのようなMVがリリースされるか期待してしまう。

「アイドルマスター ミリオンライブ! シアターデイズ」ゲーム内楽曲『UNION!!』13人ライブVer. MV
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プロデューサーの仕事はこれだ

  Flyers!!! のMVは、ゲームを忘れて、アイドルの配置や衣装を替えながら幾度も楽しんだ。ミリシタは、音楽ゲームであると共に、プレイヤーが“プロデューサー”になりアイドルを育成するゲームだ。

 音楽に合わせてタップやフリックするのではなく、52人のアイドルから何人か選んでポジションを決めてMVを作る、つまりお客さんに披露する。

 これがプロデューサーの仕事だ。

 アイドルの特性に合わせたポジションや衣装を決めてMVを再生する。実は、ミリシタこうやって繰り返しプレイするのが正しいのかもしれない。

わたしはアイドルたちをこのように配置した
わたしはアイドルたちをこのように配置した。衣装が異なると統一感がないが、13人だとそれぞれ異なる衣装を選ぶと華やかだ。センターは高音、上段右側に配置したアイドルは、冒頭の行進の際は、先頭に立つ。ここはあずささんに任せた
冒頭は花道からセンターステージに行進。先頭はあずささんに任せた
冒頭は花道からセンターステージに行進。先頭はあずささんに任せた
スクリーンショットで気が付いたが、床は光を反射するようで、アイドルの姿が映っている
スクリーンショットで気が付いたが、床は光を反射するようで、アイドルの姿が映っている。このように普段は気が付かない演出が無数にあるのだろう
センターは四条貴音。プロフィールでは身長が168cmと書かれており、ミリシタの中では一番身長が高い。「凜々しい」とはセンターの貴音を表現するためにある言葉だ