「openmediavault」で自作NAS【2.設定】

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 NAS(Network Attached Storage)いわゆる、ファイルサーバー。例えばHDDを2台搭載してバックアップができる製品もある。しかし、パソコンでこのような製品と同じように簡単に多機能なNASが構築できる。ここでは、インストールが終わった「openmediavault」(OMV)を設定する。

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openmediavault - The open network attached storage solution
openmediavault is the next generation network attached storage (NAS) solution based on Debian Linux. It contains services like SSH, (S)FTP, SMB/CIFS, AFS, UPnP ...
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OMVの設定

 OMVを使うためには、

  • 最低限の設定
  • データ保存用ディスクの追加
  • Windowsのファイル共有の設定

の3つの設定が必要だ。

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最低限の設定

 インストール後に最低限必要な作業は

  • 固定IPアドレスの設定
  • 管理者パスワードの変更
  • パッケージのアップデート
  • ユーザーの追加
  • これも設定しておきたい
  • データディスクの追加

だ。

固定IPアドレスの設定

Webブラウザでログインする

 起動時にログインとパスワード、IPアドレスが表示されるが、このアドレスは一時的なもので、Webブラウザなどからログインは出来ない。

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画面の指示通りに
「login」には「admin」
「password」には「openmediavault」
と入力。これで画面がリフレッシュされる。

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DHCPサーバーから「192.168.1.108」のアドレスが取得できた

 これでDHCPサーバーから割り当てられたアドレスが表示される。このIPアドレスをWebブラウザに入力するとログイン画面が開く。認証は先ほどと同じく
[ユーザー名]は「admin」
[パスワード]は「openmediavault」
だ。なお、インストール中に設定したパスワードとは異なり、上記を入力する。

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固定IPアドレスの設定

まずは、IPアドレスを固定する。

[システム] → [ネットワーク] → [インターフェイス] → 「eno1」をダブルクリック。

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[メソッド]を「スタティック」に切り替えて、[アドレス][ネットマスク][ゲートウェイ]を設定する。

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 また、IPv6が無効にされているので[メソッド]は「自動」を選択する。

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 「保存」をクリック → 画面の上に「設定が変更されました。あなたはそれらを有効にするために変更を適用する必要があります。」「適用」→「はい」。この画面上部に表示される確認のメッセージは、この先、たびたび出てくるので、設定を確認して「適用」をクリックする。

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 「設定の変更を適用」のプログレスバーが表示される。プログレスバーでは進行中になっているが、1分程度たったら先ほど設定した固定IPアドレスをWebブラウザーで開く。

管理者パスワードの変更

[システム] → [一般設定] → [Web管理者パスワード]をクリック
[パスワード]と[パスワードの確認]を入力して「保存」

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パッケージのアップデート

[システム] → [アップデート管理] → 「チェック」で更新されているパッケージを確認。 [パッケージ情報]の左側をチェック → [アップグレード]で最新のパッケージに更新される。

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ユーザーの追加

 OMVにファイルを保存するユーザを追加する。

 [アクセス権の管理] → [ユーザー] → 「+追加」 → 「+追加」
【ユーザーの追加】
 [名前] [Email] [パスワード]を入力 →「保存」

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これも設定しておきたい

優先順位は低いが、こちらも設定をしたほうがいいだろう。

NTPの設定

[システム] → [日付と時刻]
[時刻サーバ] → 適切なNTPサーバーを登録。日本国内であれば「ntp.nict.jp」がおすすめ。
[NTPサーバを使用する] → オン
[タイムゾーン] →「Asia/Tokyo」
「保存」をクリック

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SSHの停止

 一般的なNASとして利用するなら不要だ。

[サービス] → [SSH] →「有効」のスイッチをオフにする。

データ保存用ディスクの追加

 パソコンをシャットダウンして、データ保存用のHDDを接続する。

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右上のプルダウンメニューから「シャットダウン」をクリック

ディスクの追加

  データ保存用ディスクを接続したら、電源をオン。ビープ音がなったら再び、Webブラウザでダッシュボードを開く。

[ストレージ] → [ディスク] → 追加したいディスク(ここでは/dev/sda) → 「ワイプ」 → [はい] → [クイック] → 「閉じる」

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[ストレージ] → [ファイルシステム] → [+追加]

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【ファイルシステムの作成】
 [デバイス] → 先ほどワイプしたディスク
 [ラベル] → 適切な名前、ここでは「home」
 [ファイルシステム] → [BTRFS] → [はい]

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【ディスクのフォーマット】
 メッセージを確認して[はい] → 「閉じる」

追加したデバイスを選択→「マウント」→「適用」 → 「はい」

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データディスクを共有に設定

 [サービス] → [SMB/CIFS] → [設定] → [有効] → オン → [ワークグループ] → 接続するネットワークのワークグループ名
 以下、設定の必要はない

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【共有の追加】
 【有効】タブ
 「+追加」

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 「共有フォルダ」 → 「+」

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【共有フォルダの追加】
[名前] → 任意の名前。ここでは「home」
[デバイス] → マウントしたディスク
「保存」をクリック

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【共有の追加】

「保存」

 これでOMVの設定は終了だ。

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Windowsのファイル共有の設定

 設定したOMVのデータディスクをWindowsから使う。一般的なNASに接続するときと同じだ。

 [Win] → [\\192.168.1.2](\\のあとはOMVに設定したIPアドレスまたはホスト名) → [home]フォルダーをダブルクリックすると、WindowsからOMVのファイルサーバーが参照できる。

 これでOMVによるNASが完成だ。

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OMVからPCへのダウンロードは平均850Mbps程度

 クライアントは有線LANで接続したノートPC。ハブを介してOMVにギガビットで接続している。通信速度を測定したところ、OMVからのダウンロードは、最大919.871Mbps、平均で846.507Mbpsだった。理論値に近い値が出ている。

 気にしていたOMVのCPUの負荷も少なく、Core i3-2100T(2011年第1四半期発売、ベース動作周波数は2.5GHz)というスペックでも実用的に使えそうだ。

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