睡眠時間の測定は精度が向上 昼寝の測定も可能に【Mi Smart Band 5レビュー[02]】

4.0

 バンド型のスマートウォッチ「Mi Smart Band 5」。主に使う機能は、時計、歩数計、スマートフォンの通知を受けることだろう。さらに、睡眠時間の測定も可能だ。この睡眠時間の測定は、4にも搭載されているが、精度が低かったが、5では精度が高くなった上に昼寝も測定できるようになった。

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睡眠時間はどうやって測定している?

 各種スマートウオッチには、睡眠時間の測定機能が搭載されているため、Mi Smart Bandシリーズが特別ではない。この睡眠時間は、傾きや振動のセンサーを使っている。制止していたら寝ている可能性が高いとして、睡眠時を測定している。

 さらに、脈拍計を併用することで精度が向上する。起きている間は何かしらの活動をしているため脈拍は高くなる。しかし、睡眠時はほとんど体を動かさないため、脈拍は低くなる。そのため、静止している状態で脈拍が低いと寝ている可能性が高いということだ。

 この脈拍は、LEDの光を腕に当てることで測定している。Mi Smart Bandを腕から外してしばらく経過すると、緑色のLEDが点滅する。この腕に当たったLEDの光をセンサーが感知して脈拍を測定している。

Mi Smart Band 5の裏側。腕から外すとLEDが光っていることが分かる
Mi Smart Band 5の裏側。腕から外すとLEDが光っていることが分かる

 この脈拍の測定方法は、仕組みは単純だがそこそこ精度は高い。スマートフォンのアプリでも実現できるほど簡単だ。Android向けのアプリ「心拍数計 – 心拍数モニタ&パルストラッカー」を使うと、スマートフォンのLEDライトとカメラで脈拍が測れる。

脈拍計で睡眠時間とストレスを測定

 睡眠時間を正確に測定するためには、スマートフォンのアプリ「Mi Fit」にて脈拍計の設定を変更する必要がある。トップ画面から「Mi スマートバンド5」→「心拍数モニタリング」→「モニタリング方法」→「自動心拍数モニタリングと睡眠アシスタント」をタップしたら設定出来る。

Mi Smart Band 5の裏側。腕から外すとLEDが光っていることが分かる
Mi Smart Band 5の裏側。腕から外すとLEDが光っていることが分かる
「モニタリング方法」をタップ。「ストレスモニタリング」をタップすると、ストレス値の測定も出来る。
「モニタリング方法」をタップ。「ストレスモニタリング」をタップすると、ストレス値の測定も出来る。
「心拍数モニタリング」→「モニタリング方法」→「自動心拍数モニタリングと睡眠アシスタント
「心拍数モニタリング」→「モニタリング方法」→「自動心拍数モニタリングと睡眠アシスタント」

 なお、この設定は頻繁に心拍数を計測する。そのためバッテリーの消耗が早い。8日前に充電したにもかかわらず、バッテリーの残量は40%だ。おおよそ13日間の連続稼働が出来る計算だ。仕様には「バッテリ持続時間:14 日以上」と記載されているので正しい数字だ。

 こう考えると、この仕様上の14日間というのは、1日中、一定間隔で測定する自動心拍数モニタリングをオンにした状態のことを記しているようだ。この自動心拍数モニタリングは、心拍数を頻繁に測定するため、電気の消費が多い。「オフにする」に設定すると連続稼働が長くなるのは間違いない。

 また、重点的に測定したい事により、「自動心拍数モニタリングと睡眠アシスタント」は、起床時の脈拍を重点的に測る「自動心拍数モニタリング」または、睡眠時を重点的に測定する「睡眠アシスタント」を選択すると消費電力が少なくなる。

 とは言っても、4までは本体をバンドから外さないと充電できなかったが、5はバンドに付けたまま充電ができるようになった。連続稼働時間が短くなったとは言え13日間だ。以前のように充電の手間がかからないため、不便は感じないだろう。

睡眠時間の測定は向上 昼寝も記録される

 睡眠時間の測定は、実際にどれほど精度が向上したのか。4を装着していた頃は、0時5分に就寝、2時51分に起床や、5時46分に就寝、7時15分に起床など明らかに大きなずれがあった。しかし、5では改善されている。

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Mi Smart Band 4では、5時46分に就寝、7時15分に起床という結果が出る事があった
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この日の睡眠時間は大きくずれていない。また昼寝は43分もその程度だと思われる

 さらに、4までは測定できるのは夜の睡眠だけだったが、5では昼寝も記録できるようになった。この昼寝の記録は重要だ。普段、夜の睡眠は短く、昼寝をするためだ。4までは、夜の睡眠だけ記録されていたため、実態にそぐわない睡眠時間が記録されていた。しかし、昼寝も記録できるようになったため、

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この日の仮眠は43分間。おおよそ正しいと思われる

Mi Smart Band 5のストレス値は参考程度で

 5では、ストレス値の測定も出来るが、信頼できる値ではないように感じる。例えば9月11日は1日中、外出をしており、ストレス値は“33”だったが、9月12日は1日中、自宅で過ごしたがストレス値は“44”だった。外出をしている方がストレス値が高くなると考えられるが、5はそのように判断しなかった。

 このストレス値は、何を基準に測定しているのか分からない。心拍数が高いとストレス値が高い、と思われたが、心拍数との相関関係も見られない。ストレス値は信頼できる数値には思えない。

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9月11日は、1日中、外出をしており、ストレス値は33
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12日は自宅にいたが、ストレス値は44
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